「仕事力UP!行動基準作成研修」講師の山本です。
「海賊と呼ばれた男」でも出てきますが、
タンカーってかなり大きい。
当然のことながら、舵もかなり大きいらしいですね。
ドでかい舵をいきなり切ろうとしても、水圧で曲がらない
ムリに曲がろうとすると、金属疲労で舵がダメになる
では、実際に、タンカーはどうやって舵を切っているのか?
大きな舵の中には、子どもの舵があって、
その子ども舵の中に、孫舵がついている。
(孫舵と言っても、畳1畳分くらいは
余裕であるような大きさらしいですが。)
この孫舵を切ることで小さな水流が生まれて
次第に子どもの舵が切れるようになっていく。
更には大きな舵も切れるようになっていく。
そうやって、大きなタンカーは舵を切っているのですね。
そして、この孫舵の事を「トリムタブ」って言うらしい
私たちが、日常、何かを改善していきたいとき。
是非、この「トリムタブ」を見つけていただきたい。
「来年度は、売上げ150%!」
「新規顧客獲得10件!!」などと
いきなり大きな目標をたてても、
“今”何をすべきか見失ってしまいます。
「毎日の訪問件数を8件から10件に増やす」
「毎週月曜日に業務分析を行い、緊急度と重要度をチェックする」
「メールのご依頼に対しては、その日のうちに返事をする」
など、
それ自体は、「トリムタブ」=小さな改善ですが
“今”やるべきことが明確になります。
そして、「トリムタブ」であれば、今すぐ取り組むことができます。
継続することで確実に大きなウネリを
生み出すことができるのです。
「仕事力UP!行動基準作成研修」の詳細はこちら